2022年5月28日中京大中京戦を終えて

敗戦の将、敗戦を語らずですが、少しだけ試合についてのコメントを残しておきたいと思います。
 
結論は、0−1の負けを喫しました。
立ち上がり、?どうした、名古屋というのが正直な感想です。風もありましたが、なぜか集中力を欠いたようなプレーが連続していました。映像を見返しても同じ印象です。
風でボールが飛ばない中でも相手をひっくり返すだけのキックもなく、FWも受けるわけでもなく、悪い立ち上がりだなと正直感じました。そのためにベンチから早めに出て選手を鼓舞し続けましたが、得点が相手に入りました。
これもまた風が味方したゴールだったと思います。
実は、あのゴールは、2018年初めて瑞穂のピッチに立った時の、相手のFKからのヘディングシュートと非常に似ていました。
あっ、これは入るなという弾道です。
その後は相手もブロックを敷いて守る展開と、こちらはボールを握りながら攻める展開でした。それでもどこかチグハグが連続していました。
やはり大会通じての発失点でどこか浮足だったのだと思います。
ハーフタイムでは修正を加えました。具体的にはサイドハーフを使うことを選手に求めました。
後半に入り、攻撃のテンポも上がりました。システムも3−5−2に変えて、よりゴール前の人数を増やし、攻撃的な選手と、守備の人数を減らしながらも守備範囲の広い選手を投入し、リスクを冒しながら攻めることを選択しました。
が、得点することができませんでした。
昨年度の選手権決勝を見ているような気分でした。チームはそこから成長していないのではないか?と思われるかもしれませんが、選手は変わっています。しかしその課題はもちろん踏襲しながら次に繋げなければなりません。ここで名古屋高校の22年度インターハイは幕を閉じましたが、これは選手権とリーグ戦に向けて非常に大きな負けだと思っています。
これからも変わらぬご声援をよろしくお願いします。