2024.10.3 後悔しないために 加藤太一(2年)

「後悔しないために」
今年1月初め、自分のメンタルは限りなく落ちた。練習試合が続く時期、試合の出場機会はほとんどなかった。
原因は自分にあるのはわかっていた。
自信が無い中試合に出ても「仲間に迷惑をかけないように」そんな思いでプレーをしていた。
そんな中でも些細なことも褒めてくれる仲間がいた。周りの人にはとても感謝している。
言葉だけで感謝を伝えて終わるのではなく、プレーや結果で自分の成長を示したいと思った。
自分は全国大会に出場するために創英に入学した。自分の長所である体の強さを活かし活躍出来る選手になりたいと思っていた。しかし、自分は病気が発覚して高校サッカーのスタートに出遅れてしまった。1ヶ月の入院から始まり退院した時は体重が11キロも落ち、筋肉も落ちてしまい腕立て伏せすらできない状況になった。仲間が頑張っているのを見て早くチームに貢献したいと焦る気持ちもあり、コンディションが戻らない状況で1ヶ月後復帰したら足を骨折する怪我をしてしまい4ヶ月の離脱で始まる最悪なスタートだった。母に弱音を吐いたこともある。母は常に食事のサポートに徹底してくれている。お陰でコンディションを戻す事が出来てとても感謝している。
高校でサッカーが出来るのは2年半。
気持ちが下向きになった時、自分がどう行動をとれるのか。
試合に出れない期間、あの落ちている時間が自分に何をもたらしたのか。
時間は決して多くない。
残り一年半の中で何を変えられるのかを考え、自分の長所である体の強さを活かす。ゴール前での仕事をさらに増やす。など変化を求めていかなければいけないと思った。そして、7年間続けてきた基礎となるルーティン(朝の体幹トレーニング、夜のストレッチ、睡眠、体重管理)を継続し、怪我をしないような体づくりをしようと思った。
勝敗は1番大事、その中で勝っても負けても最後に後悔をしないように行動を取ろうと思います。
これからも横浜創英の応援宜しくお願いします。
2年 加藤太一