2024.12.6 感謝 弓場利一(3年)

感謝
 11月10日。目標であった全国大会出場をすることが出来ませんでした。12月1日。僕たちの公式戦が全部終わりました。高校サッカーという時間は、とても濃く、充実していて、長く、でも短い3年間でした。
 僕は技術でどうこうするプレイヤーではない。1人できつい盤面を打開できる様なドリブラーでもない。キーマンでも、スーパープレイヤーでもない。下手で器用でもありません。しかし、やるべき事をやってこれたと思います。泥臭くゴールを守って、チーム盛り上げて、最後には全力で応援出来たと思います。また、練習のフィジカルトレーニングだったり、校内合宿の時は疲労感がたくさんあるなら最後までやりきれました。辛いことも悔しいことも乗り切れたと思います。このチームだからこそ、全力で応援出来ましたし、辛いことも嫌なことも乗り越えれたと思います。みんなに感謝です。
 また、僕は継続を得意とする人ではありません。毎日毎日トレーニングルームに行ったり、朝ボールを蹴ることはありませんでした。しかし、キャプテンから誘われたり、みんなから行こと言われるようになり、自分も朝早く行けるようになりました。このように朝早く行けるようになったのは、キャプテンが誘い続けてくれたのもあります。また、親がいつもより早く起きてお弁当を作ってくれました。家事などで忙しいのにも関わらず、朝早く起きて、朝ごはんも作ってくれる。それにとても感謝しています。最終的には、試合を出ている自分を見せれませんでしたし、家族が思っている姿は見せられなかったです。しかし、ここまで仲間と共に高めあったり、継続的にトレーニングルームに行けるようになり、成長できたと思います。また自分が全力でサッカーが出来ているのは、仲間の支えがあり、そして、家族の支えがあったからです。ほんとにいつもありがとう。 今後は大学サッカーをし、より家族に負担をかけるかも知れません。しかし、高校サッカーで培った継続力であったり、仲間と共に高め合い、巻き込むことで人間としても、いちサッカー選手としても成長出来たらと思います。
 人生に1度しかない高校生活を横浜創英で過ごせて、共に成長出来て幸せでした。みんなと意見を言い合い、ケンカしたり、ふざけあったり、ゲームしたり、全てが最高の時間でした。後輩たちはこれから、走りや校内合宿など辛いことがたくさんあると思います。しかし、今年のインハイや選手権の悔しさを近くで見てきた1、2年生は僕たちの結果を越えられると信じています。いい報告を待っています。 僕はこのチームが大好きです。
弓場利一