20230930中京大中京

選手たちは本当によく頑張ってくれました。
これ程厳しい条件下の試合は初めてです。
 
全カテゴリーがすべて同日開催に加えて、インフルエンザの猛威が名古屋高校を襲う中、サッカー部も同様に選手の大半が罹患し、復帰間も無い選手や、当日に復帰した選手、そしてまだ復帰できていない選手もいます。
 
やはり普段のトレーニングがどれほど大切かを知りました。強度の高いトレーニングを行い、毎週試合に臨む、そんなルーティンが普通であると思っていた所から、トレーニングもできない状況がやってきました。
 
日常を大切にして新たに活動をしていきたいと思わせてくれる試合になりました。
 
前半は本当に身体が動かない中、気温を上がり、気持ちはあっても身体が付いてこない試合となりましたが、GKを中心に本当に良く耐えてくれました。
 
後半になると、気温も落ち着き始め、身体もキツいのを少しだけ通過できたようになり、普段のパフォーマンスが戻ってきました。
 
何度も相手ゴール前まで迫り、シュートも打ちましたが、残念ながら相手のゴールラインを割ることはなく、試合終了を迎えました。
 
今節は、試合ができたことと、負けなかったこと、そして怪我もなく終えられた事が1番の成果だと思います。
 
それにしても、大会レギュレーションには納得がいきません。
 
コロナの扱いが変わり、コロナでの延期はできなくなりました。それにより試合を行うか、不戦敗を選ぶかの2択しか存在しません。
 
今回はインフルエンザの流行が重なりました。
これまでも愛知県では、不戦敗を選択したチームもあります。無理矢理出場して大敗を喫したチームもあると聞いています。
 
しかし、プレミアリーグを見ると、静岡学園や、今節の市立船橋は延期になりました。
選手のコンディションを考えると、試合を無理に行う事が正解だとは思えません。
 
しかし残念ながら昨年度は安易に延期をしたチームもあるようです。
 
解決策は簡単ではないですが、一定の基準を設けて、対策を講じる必要がありますが、きっと、これ程のインフルエンザ蔓延は、今年限りだと思います。
 
これ程コロナ禍で、免疫力や、インフルエンザに対しての抗体が無くなるのだと改めて驚きました。
人間は定期的に、いずれかのウイルスや菌には触れて生活をする必要があるのだと実感しました。