2022年4月16日刈谷戦を終えて

これから、会員様限定で試合に対するコメントを書いていきます。
こういう内容は、相手の事も含まれるため、このようなクローズドな場所で書くことが適切かと思います。
あくまで名古屋高校サッカー部公式アプリ内での情報ですので、コピペや、スクショはご遠慮下さい。
 
今回のテーマは、『挑戦』でした。
相手は、今年の愛知県を牽引するだろう刈谷高校です。
私は選手の獲得のため、U15の試合を見に行きます。その際、直接選手に話をすることは、10月まで規則で禁止されています。
余談ですが、まずここから愛知県はルールを変えていかない限り、全国に選手を流出させてしまうのです。他県や、Jユースにその縛りはあまり無いからです。
そして、私は指導者と話をさせてもらいます。しかも、サッカーの質よりまず聞くことは、成績です。
名古屋高校サッカー部でプレーするのには、学校に合格をしてもらわないと叶いません。そのためには学業が1番のキーファクターになるからです。
それを確認した上で欲しい選手の多くが刈谷高校に合格していることを把握しているため、選手の質は把握しているからです。
しかし、それはあくまでもU15世代の話です。3年間のトレーニングの質で上回ることは可能です。
そんな刈谷高校との試合で一つのチームとしてのチャレンジをしました。結果は大成功でした。
内容は少し戦術に関わる話なので控えさせていただきます。
前半は風下で少し厳しい展開が予想されましたが、見事2点を先制することができました。特に2点目はロングスローからの得点でした。これを持っているチームが強いのは青森山田を見れば明らかです。
後半は、風上に立ち優位に進めていましたが、少しスタミナの課題も見えてきたので、前線からのプレスをやめて、リトリート(ブロックを作る)をしてカウンターを狙う戦術に変更しました。相手も体力を奪われた後での崩しとなり精度を欠きました。
最後は余分な失点もありましたが、見事に勝ちきりました。
これで勝ち点6となり、2位に順位を上げました。
今年はぶっちぎりで愛知県を突破しなければなりません。