20231125名経大高蔵

試合前には、愛工大名電の不戦敗情報があり、勝てばリーグ戦優勝の決まる試合となりました。
 
ただ、本当にサッカーはメンタルスポーツです。勝てば優勝…この言葉は選手の動きを硬くさせました。
 
思うようにサッカーができない展開でしたが、やはり試合を動かしたのは、やってきたセットプレーでした。
 
大きく飛ばしたコーナーキックのボールは、月岡選手の左足にぴたりと合い、ものすごい勢いでゴールの右隅に突き刺さりました。
プロでも難しいレベルのゴールだったと思います。
 
その後、相手のテクニックに中々自分たちの形にもっていけない中で、失点を喫してしまいました。
しかし、前半終了間際に、クラスからエースが得点を挙げ、勝ち越しを果たしました。
 
たぶん、ほぼ確実にこのゴールで彼のリーグ戦得点王が決まったのではないでしょうか。
 
後半に入り、風を背中に受けて攻撃のスイッチが入りました。
相手のディフェンスがヘディングでGKに返したそのボールをインターセプトして、相手GKをかわして追加点を挙げました。
 
その後も攻め続けましたが、ゴールポストやバーに当たり続けて得点が奪えない時間帯に、ふとした瞬間に失点をしてしまいました。
 
チャンスはピンチ。
 
その後は失点せずに試合終了のホイッスルを聞き、3度目の愛知県1部リーグ優勝を果たしました。
 
高校サッカー選手権大会愛知県大会優勝と、県リーグ1部優勝の二冠となりました。
 
最終節はあるものの、
残すはプリンス参入戦12月9日の
大垣日大戦と、勝てば参入決定戦
 
そして初の選手権全国大会一回戦、日章学園戦です。