20230514インターハイ予選桜丘

カップ戦の初戦は本当に難しいです。
 
嫌な緊張感との戦いと、新人戦のあの試合を誰もが頭にイメージしながら試合開始のホイッスルが鳴らされました。
 
立ち上がりも悪くなく、シュートシーンまで何度も行きました。しかし相手キーパーの好守とバーに当たるなど、どこか、新人戦を思い返さざるを得ない展開の中、やはり積み上げてきたコーナーキックからやっと得点を上げることができました。
 
実はその前に、専門的な話をすると、プラスラインを少し下げる指示を出しました。
 
押してダメなら引いてみよう。という感覚です。これもチームとして取り組んでいる戦術で、これまで相手チームにやられてきた事を今度はうちがやることで、相手はボールを握ることになります。
 
その直後のコーナーでの得点でした。
 
ここで、緊張から解かれた彼らを止めることは中々難しいほど出来は良かったと思います。
 
リスクをある程度取りながら、ボールも積極的に動かして、相手も動かしながら、彼らのやりたいサッカーで得点を重ねていきました。
 
交代選手も5人すべて出場して、それぞれよく頑張っていたと思います。
 
最大の成果は、怪我なく終わり、更にイエローカードをもらわなかったことでしょう。トーナメントに、イエローカードのサスペンディドはチームの力が変わる可能性もあるので、気をつけなければなりません。
 
さて、ここからテストを受験しながらサッカーにも取り組まなければなりません。本当に難しい状況ですが、これも高校生にとっては仕方ないことです。
 
睡眠も取りながらどちらにも手を抜くことなくやれるのが名古屋高校サッカー部の特徴です。