2024.4.26 一番印象に残っている試合 元田和寿(2年)

私が1番印象に残っている試合は、昨年行われた関東2次予選1回戦の光明相模原戦です。これは公式戦のデビュー戦でした。
試合はベンチスタートで始まりました。立ち上がりから創英がボール支配率を高め、相手を圧倒し優位な状況で展開していました。しかし決定機を決め切る事が出来ずに時間だけが過ぎていきました。試合が停滞してきた前半終盤に監督から呼ばれ「後半頭から出場するぞ」と指示が出ました。その時には、心拍が一気にかけ上がり、「よしやってやるぞ!」と心の中で大きく叫びました。
後半開始から出場し、緊張しながらもピッチに足を踏み入れました。前半から相手がかなりのハイラインで守備をしてきたので、私は前線の選手とタイミングを合わせて相手の背後を取ろうとしました。しかし何度もオフサイドにかかり、自分のイメージ通りにはいきません。途中から細かいパスやスルーパスなどを選択して、なんとか突破しようとチャレンジしましたが、ゴールにはつながりません。そんな中で終盤には、中央からシュートを打たれ失点。0-1で敗れました。
試合終了後の挨拶では、ベンチ外で応援をしてくれた仲間や保護者の顔を見たとき、今までに無い悔しさと情けなさが込み上げてきました。創英を代表してプレーすることの責任感と覚悟の足りなさを痛感しました。K-1所属チームがK-4チームに負けた「歴史的敗北」と言われたことを今でも忘れられません。
いよいよ昨年の雪辱を果たすときがきました。あれから1年間で積み上げてきた経験と自信を胸に強い気持ちを持ってプレーします。
「大会の借りは大会で返す」
1年越しのリベンジに向け、チームを勝利に導きたいと思います。
2年 元田和寿