第1回けんしんカップ 新潟市U11サッカー大会

2~5年生で臨んだ第1回けんしんカップ 新潟市U-11サッカー大会
予選リーグで上位3チームのみが2日目に進める大会で、今回は「2日目に進む」を目標に戦いました。
◇6/28(土) 予選リーグ
第1試合 vsFC早通 ◯ 1-0
第2試合 vsアルビレックス新潟 × 0-10
3位決定戦 vsパストゥーディオ新潟 ◯ 4-0
U-12リーグや4年生以下の大会が続き、U-11としてはほとんど試合ができないまま迎えた今大会。
1試合目は緊張からか、動きがぎこちなくなかなか前へ進むことができない状況が続きました。
それでも体を張っての守備、GK琉成の好セーブなどで前半を0失点で折り返す。
後半から聖琉を投入し、攻撃の活性化を図る。
狙い通り攻撃の時間が増え、相手コートで試合を進める時間が多くなりました。
そんな中、相手のパスミスを見逃さずに奪った聖琉がそのまま運び、右足を振り抜く。
ゴールネットに突き刺し、待望の得点が生まれる。
その後は全員でこの1点を守り抜き、見事勝利。
2試合目はアルビレックス新潟。
各上の相手に今の自分達がどこまで通用するのか「チャレンジ」することを確認し試合へと向かいました。
GKに優伍、琉成を1トップにしてカウンターを狙う。
4-2-1のフォーメーションにして、どこまで堅く守れるかチャレンジ。
立ち上がりこそ中央で上手く相手の攻撃をはね返していたが、やはり実力の差はかなりある。
徐々に守備にほころびが出始め、サイドからの突破、裏への抜け出し、こちらのパスミスをきっちり奪う・・・などなど。前半で4失点。
後半は3-3-1に戻し、失点はかまわず、1点を取りに行くことを確認。
GKからのパントキックや背後へのパスで前進を試みるも、相手守備にはね返され、シュートまでいけず。後半は6失点。
まだまだ実力差があることを再確認。
予選リーグ3位をかけた3試合目。
「悔いの残らない試合にしよう」と声をかけ聖琉を中心に円陣を組んで、いざkickoff。
立ち上がりから気持ちのこもったプレーの連続。
それでもお互いに負けたくない試合。
前半は互いに大きなチャンスを作れず終了。
ハーフタイムでは選手自ら話し合い、後半に向けてさらに気持ちをこめていました。
後半開始早々、中央から強引に切り崩し、最後は颯太が滑り込んで先制点。
勢いに乗ったフリーダム。
左サイドのボールを咲翔、陽翔がどんどんプレッシャーをかけ、最後は聖琉がボールを奪いゴールへ流し込み追加点。
前がかりになったところをひっくり返され、GK琉成と相手の1対1。
ここでも琉成のビックセーブ。体を大きく広げてなんとか防ぐ。
ピンチの後のチャンス。
カウンターから右サイドで道空が抜け出す。シュートがポストに当たり跳ね返ったところに詰めていたのは咲翔。最後まで走りきった咲翔が試合を決める3点目。
勢いは止まらず、前線からプレッシャーをかけ続け、聖琉がボールを奪い、4点目を獲得。
最後まで全員で走りきり、この日のベストゲームとなりました。
選手達の力で見事予選3位となり、U-11サッカー大会では数年ぶりの2日目に進むことができました。
◇6/29(日) 3位トーナメント

1回戦 vs東青山FC × 0-3
2回戦 vs沼垂FC × 1-6
7位決定戦 vs小針レオレオサッカー少年団 ◯ 1-0
設営や諸事情があり、バタバタした状態でのスタートとなってしまった2日目。
集合してから試合までの準備、ウォーミングアップ、まだまだオフザピッチの部分を成長させないといけないと痛感しました。
試合に向けて自分達が今何をしなければいけないのか、何をしたら試合が上手くいくのか、もっともっと自分達で取り組めるよう経験を積む必要があります。
1回戦は前日と同じく3-3-1でスタート。
固いスタートとなり、前日の最終戦で見せた流動的な動きが見れず。
なんとか失点を防いでいましたが、再三のピンチに耐えることができず失点。
後半は逆転を目指し、縦に速い展開となりましたが、シュートチャンスを作ることができず、逆に2失点を許し、敗戦。
やはり準備段階できっちりとやるべきことをやらないといけないということが明らかになりました。
2回戦は、互いに1回戦で敗退したチーム同士の戦い。
ここからは個の成長に軸足を置いて戦うことをミーティングで話しました。
2-3-2にフォーメーションを変え、より一層個人のサッカー理解と頑張りが必要となりました。
できる限りボールを失わず、人数をかけて攻撃すること、失点をしても良いから攻撃に参加しゴールを目指すことを重点に置きました。
試合の内容としては、ボールを失わないよう人数をかけて攻撃していましたが、まだまだ練習が足りず、シュートまでいってもコロコロシュートか枠外。
逆にカウンターを防ぐことができず、6失点。
1点を取り返すことができましたが、そこまで。
シュートとロングパスに大きな課題を残す試合となりました。
3回戦は3位トーナメントの7位・8位を決める試合となりました。
15分ハーフで、クーリングブレイクを2分取っているものの、1日で猛暑の中の3試合。
なかなか厳しい状況での試合となりました。
そんな中でも聖琉を中心に声を掛け合い、試合に臨みました。
道空をサイドハーフにすることで、前線への推進力が増し、試合全体を通して押し込む時間が増えました。
全員で相手コートに押し込んだ結果、得点が生まれました。
その後もチャンスを再三演出するも、ゴールには至らず。
守備は颯太を中心に、GK琉成との連携もあり、見事無失点に抑え、最終戦を勝利で終えることができました。
しかし、チャンスが多くあったにも関わらず、決めきることができなかった内容に、選手達は浮かない表情。
「試合には勝ったが、もっとできることがあったはず。もっとできたはず。」
久しぶりにもっと成長したいとおもっている選手の顔を見ることができました。
最後は1日を振返り、できたこと、できなかったこと、これから取り組むことを話し合いました。

これからも選手が少しでも成長できるよう様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
暑い中、応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。
佐藤