🆕孫娘から学ぶ

2025/6/28 12:472025/6/28 12:48

ハワイ納骨では総勢七名で動いたので、慌ただしくすることもあった。旅の前半では予約時間に遅れて予定をリスケジュールしたことも。リスケしてからは、急がせるシーンも多くなった。

六歳の孫娘が泣いている、、

どうしたのか聞くと、ショッキングな一言。

「私だけ次の動きを聞かされないで急いでって言われる」

大人はスケジュールを共有しているが、子どもにはざっくりしか言っていない。それ以降は、どこかに移動する前に「何時にここに行って、これをするからね」と必ず話すようにした。急ぐ時には、あと何分までに行くために急いでいるとも伝えた。

その後、六歳の孫娘が泣くことはなくなった。

野球指導で、選手に詳しく流れを言わずにやることはないだろうか。例えば最終的に「こうなって欲しい」という目標あり、今月は「ここまでできたい」、来月は「これを」という計画。目先だけであれやれこれやれ、と言ってはいないか。

選手も未来の流れを分かっていると、【今はこれ】と理由が分かりながら動ける。今やっていることの意味が分からずに、ただやれと言われても行動に自分の意思が入らない。

未来への流れを伝えながら物事を進めることは大事だ。

意外に「分かってるよね」と疎かにしていないだろうか。何のためにやっているのか、未来どういった展望があるのか、どこに行くために今がんばっているのか。

六歳の孫娘は、先が分かれば協力的に動き出した。野球でもビジネスでも同じ。ハッキリと方向を示し、今している意味を伝えること。丁寧にやりたいものである。