JFL13節HondaFCミーティングと振り返り

2025年6月22日に行われたJFL13節はHondaFCとの試合でした。
ホームでの結果は0−0のドローでした。
ファンクラブ限定のため、他者に共有をお控えいただき、メンバー様だけでお楽しみください。 今後ともブリオベッカ浦安・市川の応援をよろしくお願いします
AIによるサマリーです。文責はございませんのでご理解ください。
サッカーに対する情熱と歴史的背景
- 監督は、自身の青春時代における日本リーグでの経験を振り返り、常にトップを走り、多くの代表選手を輩出した憧れのチームであったHondaとの対戦に、今JFLの監督として戦えることを非常に光栄に感じ、高揚する気持ちを表明している。
- チームとの結びつきや、昇格や高額な勝利給がない中でも純粋にサッカーを愛し、苦労を分かち合える仲間をリスペクトし、日々高め合う努力を続けている選手たちへの深い感謝が伝わる。
チームの理念と基本姿勢
- 「期待」「感謝」「理想」という三本立てで、選手たちへの信頼と熱意を強調し、今日の試合に臨む。
- サッカーは個人の力だけでなく、団結力やチームワークによって全てが変わっていくものであり、素晴らしい人間性の選手たちを集めて長い時間をかけてチームを作ってきたと語る。
- 他の上位チームがパターン化されたサッカーを展開する中で、自分たちの判断を生かしながらプレーする「非常にハイクラスで楽しいサッカー」を展開できていると評価し、選手自身がピッチ上で決断する柔軟な戦術対応の重要性を訴え、その姿勢を促す。
戦術と試合運びの指針
がっぷりよつの概念
- 「がっぷりよつ」という日本の国技・相撲における技を例に、お互い相撲取りの回しを取り合い、胸を合わせて力のある者同士が正攻法でぶつかり合う姿勢を強調。
- 力が足りない者が小技を使うのとは異なり、堂々と正面から挑むことが求められており、今日の強豪Honda戦でまさに「がっぷりよつ」のサッカーを見せつけることを目指す。
試合における具体的な戦術
- 今回の試合は、メンバーを入れ替えて死ぬほど頑張ってくるであろう強豪のHondaとの対戦であり、非常に大変な試合となるが、我々のやり方で勝ち切ることが求められている。
- パターン化された戦術ではなく、現場でのその時の状況に応じた柔軟な判断が重要であり、自分たちの判断を生かした「非常にハイクラスなサッカー」を披露することが求められている。
- 気持ちを高め、リラックスしつつも集中を切らさず、瞬時の判断で得点と失点のリスクをコントロールする。点を取り、点を取られない、あるいは点を取られてもそれ以上に点を取ることで、最終的に勝利を目指す。
- 選手それぞれが自分の役割を理解し、気心知れて苦労を共にしている仲間と高め合うプレーが期待される。
極限状態での対応と体調管理
- 他の多くの人々が休日を海で過ごすような暑さの中、脱水や病気になる寸前まで走らなければならない過酷な状況での試合であり、体調管理の徹底が求められる。
- 公式戦という最も大きな足跡を残せる場であるため、試合前の準備や集中力の維持が非常に重要であり、この苦労と犠牲を払うからには結果を残すべきだと強調する。
他スポーツからの学びと実例
ラグビーの実例
- エディジョーンズジャパンの大野さんによるエディジョーンズラグビーチームの裏話から、監督が上から指示を出すのではなく、ピッチに入った選手たちが自ら判断した結果が勝利に繋がる事例を紹介。これは話し手にとって「理想」の形であると語る。
- 特に2015年ワールドカップでの南アフリカ代表(当時の世界王者)戦のエピソードでは、ワールドカップで一度も勝ったことのない日本が29対32で追いかける状況で、監督が同点狙いのペナルティーキックを指示したにもかかわらず、選手たちが自律的な判断で逆転を狙うスクラムを選択し、勝利を収めた。監督は当初ヘッドセットを叩きつけるほどだったが、最終的にその勇気と決断を称賛した。
- このエピソードは、サッカーにおいても同様に、選手たちがグランドに入ったら自分たちで様々なことを判断し、決断を下すことの重要性を示す。
チームの現状と今後の展望
チームの現状と努力の証
- 登録メンバー全員が、昇格や高額な勝利給がない中でも、純粋にサッカーを愛し、気心知れた仲間をリスペクトし、毎日高め合うことを非常に大切にしている。これは本来なかなかできない「素晴らしいこと」であると評価する。
- 競争の厳しさや監督の厳しさ、仕事との両立といった困難な状況の中でも、選手たちがしっかりと積み上げてきていることを称賛する。
- 試合に出ない選手も含め、チーム全体で作り上げているサッカーを今日表現し、支えてくれている全ての人々を笑顔にすることを目指す。
試合に向けた心構えと目標
- 単に勝利することだけでなく、苦労して積み上げた努力の足跡を大事にし、将来的に大きな成果を生み出す「良い文化」を築くことを目指す。昇格がないかもしれないが、一心不乱にピュアにサッカーを愛し、積み上げてきた人には必ず良い文化が生まれると信じている。
- 試合は、仲間や支えてくれている全ての人に笑顔と喜びを届けるための重要な場である。
- 結果が出れば選手の手柄、負けた場合は監督の責任と捉え、組織全体で勝利への責任を共有する考え方を示す。
【第13節・熱戦レポート】
“JFL王者”を封じた90分──燃える柏の葉で見せた、ブリオベッカの本気!
気温33度。まるで真夏のような6月の柏の葉総合競技場。
目の前に立ちはだかるのは、JFL歴代最多優勝を誇る絶対王者・Honda FC。順位は4位、実力も経験も折り紙付き。
だが、そんな肩書きに臆することなく、真っ向から立ち向かった男たちがいた。
我らがブリオベッカ浦安・市川。現在9位。だが、数字では語れない強さと誇りを、この90分にぶつけてきた。
■ 前半──耐えて、守って、掴みかけた流れ
試合は風下からのスタート。
立ち上がり、Hondaのスピードと圧力に押し込まれそうになるも、本吉の安定したセービングが光る。7分には鋭いクロスからのシュートをガッチリキャッチ。
「ここは通さない」──そんな気迫が、ゴール前に立ち込めていた。
13分、井上がボールを奪い、自ら仕掛けてチャンスを演出!惜しくもゴールにはならなかったが、スタンドは一気に熱を帯びた。
20分には萩原の粘りから得たCKに井上が合わせる。ゴールポストをかすめたボールに、思わず頭を抱えた人も多かったはず。
だが、前半最大の山場は32分。Hondaの右サイド突破からのフリーキックがポストを叩く…!危ない!でも、まだ崩れていない!
そう、誰一人、集中を切らしていなかった。
スコアレスで折り返したが、内容は互角以上。ブリオベッカの意地が見えた45分だった。
■ 後半──王者を自陣に封じ込めた、圧巻の45分!
後半、風上に立ったブリオベッカはスイッチを入れた。
まるで違うチームのように、次々と主導権を握っていく。
51分、小島のミドル!惜しくもクロスバーの上!
55分、怒涛の攻撃から放たれたシュートは相手DFに当たりゴールならず…けれど、流れは完全にこちらに来ていた!
都並監督は迷わず動いた。
67分、井上→東、萩原→ジョニー。さらに橋本→坂本。まさに勝ちを獲りに行く布陣。
東のドリブル、ジョニーの仕掛け、坂本の中盤支配力。**ブリオベッカがHonda FCを“押し込んでいる”**という事実が、スタンドをさらに熱くする。
84分には峯と栗田を下げて山崎・辻を投入。まだ行ける、もっと前へ!
右サイドからの怒涛の波状攻撃、東のクロス、サイドからの押し上げ──Hondaは完全に後手に回った。
アディショナルタイム4分。
Hondaが放った最後の2本のコーナーキックも、冷静に、そして熱く跳ね返したブリオベッカ。
後半、Honda FCのシュート数「0」──。
これは奇跡ではない、
誇るべき“実力”だ。
■ このドローは価値ある勝利だ
スコアは0-0かもしれない。でも、この日ピッチに立った選手たちの戦いは、ただのドローじゃない。
王者Hondaを相手に、真っ向からぶつかり、怯まず攻め続け、そしてシュートゼロに抑える。
これは、“挑戦”じゃない。“証明”だった。
ブリオベッカは今、確かに強くなっている。
5戦負けなし。その記録の意味は、ただの数字ではない。
この試合を見たすべての人が感じたはずだ。
- *「このチームは、もっと上に行ける」**と。
さあ、ここからだ。
ブリオベッカの“本当の物語”は、まだまだこれから。
俺たちは信じている。選手を、監督を、仲間を。
そしてこのクラブの未来を!
熱く、そして誇り高く──
行こう、ブリオベッカ!!
🧤 MVP:本吉 勇貴(GK)
強豪・Honda FCを後半シュートゼロに抑えた守備の要。
その中心にいたのが、鉄壁の守護神・本吉です。
🔥【MVPの理由】
- 前半から冷静かつ的確な判断でピンチをことごとく処理。
- Hondaの強烈なクロスやドリブル突破にも動じず、安定したキャッチング。
- 難しい風下の前半でもコーチングで最終ラインを整理。
- 特に前半32分のポスト直撃FKのこぼれ球への反応は神懸かり。
- アディショナルタイムの2本のCKも、的確なポジショニングで難なく処理。
- 「Hondaに何もさせなかった」後半の象徴的存在。
この試合の価値ある勝ち点1は、本吉の落ち着きと気迫が支えたといっても過言ではありません。
ゴール裏に響く声、鋭い飛び出し、最後まで集中を切らさなかった精神力。
まさに「守って勝ち点を奪った」試合のヒーローです。