🆕選択と決断

2025/6/25 12:232025/6/25 12:23

自分の人生、都度分岐点では自らの意思で決断したい。流されることは本望ではなく、「そう思ったらそう」の感覚を大事にしている。

約20年前、一部上場企業NTTを退社したときは、周囲に「アホか」「そんなことうまく行くわけはない」と口を揃えて言われた。バッシングされ、事実じゃない噂も流された。それでも、自分で決めたことに飛び込み、現在がある。

誰にでも人生には分岐点が大なり小なりある。決断のポイントは、「周りがしているからする」ではない。自分がどう思うのか、したいかしたくないか、が基準だ。子どもの頃からあまのじゃくと言われていたので、周りとは違う破天荒な決断が多い。

例えば、コロナ時期。ワクチンを打たなければいけないという世の中の風潮。しかし、打たないという決断をした。結局終わってみると、あれだけ動いていたのにコロナ感染はしなかった。もちろん、選択できない環境にいた人は多い。仕事柄、ワクチンをしなければいけない人もいた。

選択できるときは、流されずに自分で判断し決める。

全ての人、たくさんの人に好かれるという考え方が自分を苦しくする。起業当初はこの感覚があったが、今はない。万人に好かれるなんて夢物語。人間好き嫌いは必ずあり、変えられるのは自分であり相手ではない。

野球関係、仕事、友人知人、すべてそう。分かってくれる人とお付き合いすればいい。少し傲慢にも聞こえそうだが、人生で自分にストレスをかけない行き方を考えると、これしかない。仕事上、どうしても、、ということ以外で選択できるものは自ら選択したい。

今までもこの感覚はあったものの、妻を亡くし今まで以上に強く思うようになった。

周りと違うことに不安を感じる人、世の中には多くいる。それぞれの価値観なので、否定はしない。自分が選択したものが、たまたま同じであることは全く問題ない。周りと違うことをあえて選択するのではなく、自分の意思で選択した時に、同じまたは違っただけ。

様々な分岐点での決断は、過去の経験が大きく関わってきていると感じる。周りからみれば、「そんなことよく決断したな」と思われても、自分自身では力まず自然の流れで選択していることは多い。

一度大きな経験をすると、それ以下は大したことないと思う。苦しい経験をすれば、それ以下はゆるいと感じる。NTTを退社し、会社設立したときに大きな苦労をした。もう一度やれと言われてもできない経験。そこを乗り越えたからこそ、それからの小さな山は軽く飛び越えられる。

嫁の死は大きな経験となった。まだ乗り越えたとはいえないが、これからの人生で起きる様々なことは軽く飛び越えられるだろう。

まだまだこれからも人生の分岐点はあるだろう。その時々では、自分の今までの経験を信じ、そう思ったらその道に行きたいと思う。