スプリングトーナメント・新人戦振り返り

【2025年 春季トーナメント・新人戦 (ヘッドコーチコメント)】
 
2025年春のトーナメント、そして新人戦を終えて、まずは本大会開催にあたりご尽力いただいたすべての関係者の皆様、日頃から温かく支えてくださる保護者・OB・大学関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
春のトーナメントでは、強豪・大東文化大学を破り、実に7シーズンぶりとなるベスト8進出を果たしました。これは、日々の積み重ねと選手たちの成長が結果として表れた、非常に価値のある一歩だったと感じています。
しかしながら、5連戦というこれまで経験のない過密なスケジュールの中で、より強度の高い試合において体力面・メンタル面ともに相手を凌駕するまでには至らず、悔しさの残る場面も多くありました。ただ、トップチームとの明確な差や距離感を実感できたことは、今後のチームづくりにおいて非常に貴重な学びとなりましたし、目指すべきチーム像が、より具体的に浮かび上がった大会になったと思います。
新人戦においては、少人数体制の中でうまくポジティブな発想へと転換しきれず、体力・メンタル面での疲労感からディフェンス強度が維持できなかった点が反省として挙げられます。一方で、オフェンス面では最終2日間にわたり90点超の得点を記録し、個々の選手が持つ良さや攻撃力をしっかりと発揮することができました。新入生たちは不安定な部分を持ちながらも、着実に自分の武器を見つけ始めており、今後の成長が非常に楽しみです。
この春を通して得た課題と収穫をしっかりと整理し、夏の強化期間、そして秋のリーグ戦に向けて、さらなるチーム力の向上を目指してまいります。今後とも、ご支援・ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。