🆕テーマは「新」

2025/6/16 9:422025/6/16 9:56

ハワイ納骨から帰宅後、大量の洗濯をし、部屋の大掃除をする。遺影のあった場所を整理し、リビングのレイアウトも少し変えた。心の整理をつけるために、テーマは「新」である。

闘病もそうだったが、自分の精神を保ちたいと思ったときは掃除をする傾向が自分にはある。身辺を整えると、自然に自分が整っていく。年末年始に大掃除することは少なくなった。年がら年中気になったときにやるので、年末年始のタイミングでは必要ないのである。

２０年前、会社設立時に「会社名をどうしよう」と考えた。いくつかの候補があがったが「ゴーアヘッドジャパン」にした。ゴーアヘッドとは、よくアメリカ映画で使われるフレーズ。色々な意味でも使われるが、【前進する】【リードする】という意味で付けた名前。

起業から様々なことを乗り越えて前進してきた。今回の博恵さんの死も後ろ向きに考えてはいけない。新たな環境で前進するのみである。

働く意味。

結婚して家族ができ、守るものがあれば明確に働く意味も決まる。大抵は自分以外に対して働く意味を求めていく。子どもたちが成人し、嫁が亡くなった今、自分が自分に対して働く意味を考える段階となった。

何のために働くのか・・

会社に従業員がいれば「従業員のため」も考えるだろう。しかし、ゴーアヘッドジャパンは「おひとり企業」、会社として誰かと何かを作り上げることはなく、会社という枠組みを使って野球を通して世の中に貢献しているというスタイルだ。

今までもお金に無頓着なところはあったが、改めて「生きがい」「やりがい」「充実感」を求めて行こうと思う。過去からこの軸は持っていたが、「●●のために」がシンプルに削ぎ落された。自分が心地よい仕事を選択し、これからは時間を有効に使いたい。

エントモ会の方々との挑戦、目指していることへの応援。横浜高校のサポートは、横浜としての挑戦を通して、自分もワクワクしながら挑戦できている。学生と一緒に大きな壁に向かって試行錯誤することは「やりがい」を感じる。

人生は、様々なターニングポイントがある。その都度、自分で選択し歩む。変わることは変えて、大胆に進むべき時には進むのだ。アプリへの移行は自分的には大きな変化である。生活スタイルもこの数年で大きく変わった。

ここから自分がどのように変わってくのか。不安よりも期待の方が大きい。過去何度かあったターニングポイント、様々な人に助けられて乗り越えてきた。誰かと自分を比べて考えるのは無意味だ。

自分らしく。

自分がしたいと思ったことに対しては前のめりで突き進もう。博恵さんに「人生は有限」ということを教わった。これからの時間を大切にしていこうと思う。