湘南茅ヶ崎 リベンジマッチ
第2回メルビック杯争奪
第57回日本少年野球選手権大会神奈川県予選 2回戦 寸評
令和7年6月7日(日) 湘南茅ヶ崎ボーイズ vs 平塚ボーイズ 4-2 勝利

選手権予選の2回戦、前半の山場となる平塚ボーイズ戦です。相手は1年生大会、春季大会とコールド負けしています。
しかし春季大会は自滅で負けたところもあって、そこまで力の差はないと思っていました。
もちろん接戦になる事は予想していましたし、最後はミスをした方が負けると思っていました。
試合前のミーティングでも、点数を取り合う中で、理想の展開は最終回を3点差つけて迎えること、そして1回戦同様どんな展開になってもあきらめないことを伝えました。
初回、2回と立ち上がり制球に苦しんでいた相手投手を攻めますが無得点。
先発した松田は大会前のオープン戦での好調を維持していたので、この日は任せることにしました。
初回を3人で打ち取り、2回もヒットを許しますが、無得点に抑える素晴らしい立ち上がりとなりました。

先発マウンドを託された松田
3回に先頭の稲田が、チーム初ヒットで出塁すると松田が送り、二死1,3塁となると1塁走者の大西が盗塁を仕掛け、途中で止まり、1,2塁間で挟まれる間に稲田生還し1点を先制します。
これはサインではありませんでしたが、練習していたプレーでした。
大西の機転と練習の成果が出た良いプレーだったと思います。
3回の守備ではミスが出てしまいます。先頭をショートのエラーで出塁させると牽制悪送球で無死2塁となります。
ここで選手たちが先制した1点を守ろうと慌てている様子だったので、一度マウンドに私が行き、点数の取り合いになるのでこの1点に固執しないこと、慌てないでアウトカウントを増やし、大量失点しないこと伝えました。
一死3塁となりますがここで松田が踏ん張りました。相手の1,2番の好打者を三振、セカンドゴロに抑え、無失点でピンチを切り抜けました。
今日の試合でポイントになる場面だったので、バッテリーは良く抑えてくれたと思います。
4回には、鈴木の犠牲フライで1点追加。6回にも一死満塁でまたも鈴木がライト線を破る2塁打でさらに2点追加して4対0とします。
5回から征矢野に継投しますが、いつもの調子ではなく、二死2塁からライト前に打たれますが、ライトの加藤佑が好返球でライトゴロとし無得点、6回に2失点しますが、最終回を3人で抑えて4対2で勝利することができました。

この試合2番手で登板したエース征矢野
勝因は何といっても松田の好投だと思います。試合前は緊張していましたが、変化球を効果的に使いよく抑えてくれました。
後は、この日3打点の鈴木です。練習前のバッティング練習中も引っ張ると良い打球が出ていたので、踏み込んで引っ張るよう指示していました。得点につながった打席両方とも引っ張った打球だったので、良い結果になったと思います。

大暴れの鈴木
強いチームはミスが得点につながらないと思います。この試合もエラーに牽制悪送球で招いたピンチを無失点で切り抜け相手に流れを渡しませんでした。
この先の準決勝、決勝はさらに厳しい戦いが予想されますが、今日のようなゲームが出来ると勝機が見えてくると思います。
梅雨時期となり思うように練習が出来なくなってきますが、良い準備をして準決勝に挑みたいと思います。
決勝での湘南対決を目指して頑張ります。
応援よろしくお願い致します。
湘南茅ヶ崎ボーイズ 監督 内村徹

湘南茅ヶ崎ナイン

この試合3打点と大暴れの鈴木

好守の光った神原

好返球の加藤(佑) ベンチも全員でお迎え

勝利の雄たけび 百瀬




勝利後のハイタッチ