🆕長嶋茂雄氏逝去

2025/6/4 8:262025/6/4 9:00

長嶋茂雄さんが他界された。どんな人でもいつかは天に召される。もちろん自分も例外ではない。長嶋さんは「記憶に残る人」、本塁打と三振が共に多かった。三振が多ければ多いほど、本塁打のときのインパクトは大きい。

「長嶋さんのことを悪く言う人はいない」

悪く言われる人は、人によって態度を変えたり、傲慢であり裏表のある場合が多い。長嶋さんは自由奔放なイメージがあるが、細かい気遣いのできる方だったに違いない。エントモ会の長野在住酒井さんは、何度も長嶋茂雄さんと食事をしたことがある。「神のような人」、会った人にしか分からないことは多いが、誰もが認める野球人だ。

長嶋さんといえば、脳梗塞となり壮絶なリハビリが印象的。晩年は車椅子の姿も公にしていたが、自分の影響力を最後まで感じながらの人生だったに違いない。自分の姿をみてパワーを感じる人もいる。最後まで生きる力になったことだろう。

短い人生の中で、何を残すのか。

残すものはモノだけじゃなく「モノ以外」もある。その人から学んだ心や考え方。モノはいつか壊れるが、モノ以外は永遠に引き継がれる可能性はある。生前、「記録よりも記憶」と長嶋さんは言っていたが、亡くなってから語り継がれることは多いだろう。

身近に死があると「生」を考える機会になる。寿命という言葉、本当の死の他に「健康寿命」がある。健康でいられる時間がどのくらいあるのか。いつ病魔におかされるか分からない。健康で動ける時間がどのくらい残っているかは分からない。分からないからこそ、今を大事に毎日生きることが大事だ。

したいことはすぐにやる

毎日がやり切りの連続に

長嶋茂雄さんは自分の人生をどのように思っているだろうか。無一無二の人生、「楽しい人生だった」と天上で思っているように感じる。自分も天上の人になったとき、「いい人生だった」と回顧したいものだ。