OBインタビュー(19期生 日野さん、長谷川さん)メンバーシップ限定版

日野恭英さん (横浜清風高校卒業後、アメリカに留学中。) Qアメリカに行こうと思ったきっかけは? Aバスケットボールを始めたきっかけである「スラムダンク」に出てくる流川がアメリカに行きたい、というシーンを見てアメリカに行くことを意識し始めた。中学校2年生〜3年生で本場のバスケットを知りたいという理由でアメリカを目指すことを意識し始めた。
Qアメリカに行って、苦労したことは? A言語の壁に苦戦した。バスケは実力で証明すれば認めてもらえる。試合にも出場できる。ただ、試合していく上で勝ちにこだわりたいのであればもっとコミュニケーションを取らなければならない。バスケはコミュニケーションのスポーツだと思うから。
Qアメリカでの生活に慣れるのにどのくらいかかった? A3ヶ月目くらいから耳は慣れてきた。アメリカに行ってから、逃げ腰になるのではなく自分から積極的にコミュニケーションを取ろうと思えるようになった。言語の壁を乗り越えるために、まずは単語で伝えることから始めた。自分のジェスチャーも使って少しずつ伝えていった。気づいたらチームメイトと仲良くなれていた。
Q日本との違いは? A積極的にコミュニケーションをとるのが大事なところ。分からないことがあったら、自分から聞きにいくことが大切。日本では、しつこいと思われそうなくらい聞いてもアメリカでは教えてもらえる。
Q留学にいく前に必要なことは? A勉強はしていた方がいいけれど、現地で実際に話した方がいいと思う。最低限、中学レベルの英文法だけはマスターしておくべき。自分からどんどん積極的に臨むこと、コーチとのコミュニケーションが大事。
Q留学を目指す人へ、アドバイスを! A日本の高校から日本の大学に行くのではなく、留学にいく選択をするのは勇気がいる。辛くなった時、何故留学するのかどうして留学にこだわっているのかをもう一度見直しそれを自分の糧にして最後までやり切ってほしい。留学してしまえば言語の壁、カルチャーショックがあっても楽しむことを大事に頑張ってほしい。
長谷川比源さん (横浜清風高校卒業後、神奈川大学へ。現在はB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム滋賀レイクスに所属。) Qプロになって、気をつけていることは? A週末に試合がある。その試合に対する準備。毎日の練習に対するモチベーションの維持。仕事でバスケをやっているから、練習中もみんな必死。短い練習時間の中でどれだけアピールできるか。
Q プロのバスケットボール選手(Bリーグ)を目標に頑張る人へメッセージを! A 1試合1試合を人生掛かっていると思って臨んでほしい。その試合に、誰が見にきているのかわからない。Bリーグで、1試合活躍するだけで有名になる。大学の試合は、Bリーグのスカウトの人たちが見にきていると思うから1試合1試合自分の人生が掛かっている気持ちで。そこでいいパフォーマンスをするために練習する。Bリーグがどういうバスケをしているのか、どういう選手を求めているのか。先に理解してそれを準備して試合に臨む。
バスケをしている上でBリーグが目標なのであれば、それに必要なことは自己分析する。見えてきた課題があれば、それを一つずつ潰していってほしい。常に自分に何が必要なのか考えながら日々の練習や試合に取り組む。気づいたら到達していることもある。