2025東北リーグ2部北第1節vsTDK親和会サッカー部


前半 2-1 後半 1-2 計 3-3
【GOAL】
No.20 伊藤
No. 11 藤原
No.8 栗畑
【公式記録】
【試合映像】
5月18日曇天の中、2025年東北社会人サッカーリーグ2部北がTDK秋田総合スポーツセンターにて開幕した。開幕初戦の相手は、TDK親和会サッカー部。昨シーズンは3位で、奥州との戦績は1勝1敗。しかも最終節に1-4で負け、順位を4位に落としてしまった相手だ。またここ数年開幕戦では引き分け
フォーメーションは、4-4-2。スターティングメンバーは、GK1番根本、DFは右から、28番岩渕、19番佐藤達、4番久保、17番千葉。MFはダブルボランチ7番今松、8番栗畑、右サイド29番小川、左サイド41番戸澤。2トップに11番藤原、20番伊藤。リザーブメンバーに、GK21番菊池龍、23番今野、FW2番高橋、24番渡邉で臨んだ。対するTDKのフォーメーションは、4-1-4-1。アンカーの選手が長短のパスを駆使し、攻撃を組み立てる。
11時にTDKボールでキックオフする。相手が蹴ったロングボールを17番千葉が回収し、8番栗畑、11番藤原と繋ぎ、最後は20番伊藤が相手と競り合いながら、浮いたボールをGKの頭上を越える、ループシュートで
先制する。開始18秒でのゴールで幸先良くスタートする。その後も、右サイドを29番小川が駆け上がりクロス。ここに8番栗畑が合わせるも、枠を捉える事が出来ず、追加点とはならなかった。前半10分TDKのロングボールを4番久保が競り、こぼれたボールを1番根本が取りに行くも、キャッチングしきれず、相手に押し込まれ、1-1の振り出しに戻る。前半36分裏に抜けてきたボールを、1番根本が処理しようとしたところに、
相手のFWの選手が突っ込んで来た為、接触。頭部をぶつけて、意識が朦朧とし、そのまま緊急交代となる。21番菊池がピッチに入る。前半42分相手のカウンターを、28番岩渕が奪いカウンター返しを狙う。29番小川がタメを作り、オーバーラップしてきた28番岩渕がクロス。これに11番藤原が飛び込み、一度はGKに防がれるも、こぼれ球をそのまま拾い、流し込み追加点を決める。前半はそのまま耐え切り、終える。
ハーフタイムには、攻守の切り替え、ハードワークすること、フィニッシュを決めきる。ここをこだわろうと、今松監督は士気を高める。
後半が始まり、相手は、選手1人とポジション変更があった。直ちに状況を整理し、チームで共有する。後半10分7番今松からのロングボールに抜け出した、20番伊藤がGKと1対1になり、シュートを放つもGK正面。その後、直ぐに11番藤原もチャンスを迎えるも、トラップが決まらず、相手DFにクリアされてしまった。奥州のチャンスが多いものの、次第にTDKのチャンスが増える。後半18分、セットプレーのリスタートから、左サイドからクロス。19番佐藤が競った後のセカンドボールをクリアしきれず、相手に押し込まれて、同点に追い付かれる。勢いそのまま、その4分後の後半22分、強烈なミドルシュートが21番菊池の左手を掠め、ゴール右隅に突き刺さり、逆転を許す。このままじゃ終われない為、攻撃に重点を置く。しかし、攻撃が単調になりすぎて、中々決定的なチャンスを作れない中、コーナーキックやフリーキックからチャンスを演出するも、相手のDF陣も身体を張って、ゴールを死守する。残り時間も僅かになったところで、左サイドを17番千葉が駆け上がる。相手DFを引き付け、クロス。ペナルティーエリアの外で待っていた、8番栗畑が浮き球のボールをボレーシュート。低弾道のボールは、相手GKがダイビングするもゴールネットに突き刺さり、同点に追い付く。アディショナルタイム2分を提示されるも、両者譲らず、試合終了のホイッスルが鳴った。
次節は、6月1日日曜日11時から秋田県立中央運動公園にて、秋田FCカンビアーレと対戦。