湘南茅ヶ崎ボーイズ キャッチボールで泣く
メニコン杯 第28回 日本少年野球関東ボーイズ大会 3回戦 寸評
令和7年4月27日(日) 湘南茅ヶ崎ボーイズ vs 東村山中央ボーイズ 2-10 敗退

ブロックトーナメント突破まで2勝、4回戦は東村山中央ボーイズとの試合となりました。
東京西支部で毎年良いチームを作る相手ですが、これまでと同様新しい選手を使いながらチーム力向上を図りたいと考えていました。
先発させた向島は前日の調子は悪くなかったですが、スターターとしての経験は少なかったので、シーソーゲームを想定していた中でなんとか先取点を取ってリズムに乗ればと思っていました。
初回先頭の大西が四球を選ぶと盗塁に成功。二死になりますが、4番百瀬が追い込まれながらセンターにタイムリーで先制することができました。
向島も立上がり良いリズムで二死を取りますが、3番にストレートの四球、ヒットで繋がり、二死1,2塁から5番にスリーランホームランを浴びました。私自身、体が大きな打者ではなかったのでホームランが出るとは思っていませんでした。初回の入り方が重要だと思っていましたし、良いスタートを切った中で、先発経験が少ない向島の事を考えると、二死1,2塁でひとつ間を取ってあげれば良かったかなと反省してます。
2回から橋口に継投しますが、三者連続四球、ライトの落球があり失点、上村にスイッチしますが、制球が定まらず、ストライクを取りにいったボールを長打にされるなどして一挙6失点してしまいました。その後松田、征矢野も二死を取った後に四球を与えて流れを変えることが出来ず、最終回、佐々木の三塁打で1点返しますが、2-10の5回コールド負けとなりました。
この試合の敗因はやはりキャッチボールのミスだと思ってます。日頃から「最後はキャッチボールのミスで負ける」と話していますし、投げることもそうですが、捕球姿勢にも細かく指導しています。投手があれだけストライクが入らないとゲームになりません。ピッチングもキャッチボールの延長線だと思います。普段のボール回し等の何気ないキャッチボールから意識を高く練習し、隙のないチームを作っていきたいと思っています。
今大会を通じて、色んな選手達が経験を積むことが出来ました。夏の大会まで約1ヶ月、GWを中心にまだまだ色んな選手を試していって、仕上げていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
湘南茅ヶ崎ボーイズ 監督 内村徹

試合前のバッテリーミーティングをする稲田(左)と内村監督(右)

松田

橋口

この試合の切り込み隊長 大西

鈴木

功刀ヘッドコーチ 誕生日プレゼントのノックバットと共に夏の全国大会を目指す