U-12新潟市サッカー選手権

 
2025シーズン最初の公式戦となる『新潟市サッカー選手権』が開催されました。
今シーズンは『勝つ』ことにこだわり、少しでも上のレベルの戦いに進むことを目標にすると5,6年生のミーティングで決めました。
この大会の目標は『予選リーグ突破』と決め、練習を積み重ねてきました。
予選リーグを突破するには4チーム中1位になる必要があり、レギュレーション上2試合の結果で順位が決まるため、2試合とも勝つことが求められました。
そして、得失点差も重要となることから、練習時からできるだけ多く得点することを意識して取り組みました。
 
1試合目
対 桃山クラマーズ
◯ 4-0
練習したキックオフの形からチャンスを作るも、決めることができず、その後も相手ゴール前まで行くものの、得点には結びつかず、難しい時間が続きました。
それでも攻撃し続け、左サイドからチャンスを作り、中央でパスを受けたキイトのシュートが決まり、ようやく1点を取ることができました。
ハーフタイムではもっと積極的にシュートを打つこと、攻撃に人数をかけることを確認しました。
後半に入っても攻撃する時間が続き、前半から走り続けていたセイアが追加点。
3点目は、コーナーキックからのこぼれ球に反応したコタロウが決める。
4点目は、交代で入ったミソラが前線からプレスをかけ奪ったボールをシュート。
守備ではほとんどピンチを作ることなく、無失点で試合を終了させることができました。
 
試合後のミーティングでは、勝ったものの、細かいミスが多く、さらに上のレベルを目指すのであれば、修正が必要ということを確認しました。
 
2試合目
対 浜浦コスモス2002
× 0-2
 
予選リーグ突破をかけ、『勝利が絶対条件』
さらにできるだけ多く得点することが求められた2試合目。
1試合目の疲れ、勝たなければいけないプレッシャーか、動きが1試合目と比べて重い。。。
一進一退の攻防が続く中、互いに決定機が作れず前半終了。
 
ハーフタイムでは相手のストロングポイントを全員で共有。
守備で警戒しつつも、点を取るために攻撃し続けることを確認。
 
後半開始早々、チャンスが訪れキイトがシュートを打つが、クロスバーにはじかれる。
たらればを言っていいのであれば、このシュートが決まっていたら、この後の展開が変わっていたと思えるシュートでした。
その後、警戒していた選手に立て続けに2点取られ、諦めることなく攻撃し続けるも、得点には至らず、無念の試合終了のホイッスル。
 
目標としていた『予選リーグ突破』は叶わなかったものの、公式戦という場で自分たちが練習してきたことを実践できたこと、練習したが上手くいかなかったこと、今後の課題など多くのことを見つけることができた1日となりました。
 
『1勝よりも一生を!』というモットーを忘れずに、これからも『価値(勝ち)』ある試合をし続けたいと思います。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今後も見ていてワクワクするようなサッカーができるよう、日々努力し続けていきたいと思います。
引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。
 
《佐藤コーチ》
1月中旬にあったバーモンドカップでも予選リーグ突破を掲げてチャレンジするも、惜しくも突破ならず。
そこから、5,6年生のミーティングで2025シーズンの目標を全員で話し合い、目標を達成するために何に取り組むか、どう取り組むか試行錯誤しながら、日々の練習を重ねてきました。
今回も『予選リーグ突破』を目標に掲げ、プリマヴェーラフェスタから様々な状況で、選手それぞれに課題を提示しながら、より良いサッカー、より良いチームとなれるよう取り組んできました。
 
年々少しずつではありますが、選手の人数も増え、これまでは試合に来れば試合に出られる。
というか出てもらわないと試合ができない。という状況も多くありましたが、今年は6年生だけでも7名。5年生も5名。2学年で12名。4年生以下も合わせれば20名を超えるようになりました。
そうした中で、試合数が限られ、勝ち上がればさらに試合ができるという《公式戦》にどう臨むかを選手達とミーティングで話し合いました。
結論は、勝ってできるだけ多く試合がしたい。レベルの高い試合がしたい。
そのためにはこれまで通り、試合に来た選手は全員が必ず出られるというのをやめ、
《公式戦》に限っては、チームとしての一定の基準に達している選手で戦うということにしました。
だれでも出られる《平等》ではなく、
努力し続け、チームのために動き、ひたむきに戦い続けられる選手を《公平》に評価し試合に臨むこととしました。
 
そのような話しを全員とし、迎えた新潟市サッカー選手権でした。
試合の内容は書かせていただいた通りです。
この2試合を通し、成長を感じた選手もいれば、まだまだ幼さを感じる選手も・・・
 
それでもいつかは大きく成長する日が来ることを信じて、その成長の手助けができるよう日々努力し続けていきたいと思います。
 
『どの子も育つ。育て方ひとつ』『人は環境の子なり』
幼少期から習ったヴァイオリン。鈴木メソードでよく目にした言葉が、指導者となった今は大切な言葉となっています。