2025.2.25 高校サッカー最後の年に向けて 要田大河(2年)

「高校サッカー最後の年に向けて」
 私は全国大会に出場するため、横浜創英高校サッカー部に入部しました。 同級生や先輩方は上手い選手ばかりで、ただただ一緒にプレーできることを楽しんでいました。しかし次第に、技術が高い他のメンバーと技術の面で劣る自分を比較するようになり、ミスをしたらどうしよう。このメンバーと遜色なくプレーできるのか。といつしか不安を抱えながら自信をなくし、プレーしていました。なので、なかなか練習の中でアピールが出来ず、試合に出れない時期もありました。 そんな時に親から、「大河は大河らしく、がむしゃらにプレーしたらいい」と前向きな言葉をもらいました。 それ以降私は、技術以外の部分でチームの力になりたい。そして試合に出てチームに貢献したい。と思うようになりました。 私は上手いプレイヤーではありません。だから、献身的に守備をする。味方を活かす為にランニングをする。チャンスを演出するために前線にスプリントをする。 このようなプレーをしているうちに、チームメイトから「大河ナイス」と声をかけられるようになり、少しずつチームの力になれていると実感が湧き、自信をもってプレーするようになりました。 ですが今現在、競り合いや球際などの戦いの部分で勝てないことが多く、まだまだ自分には技術以外にも課題があると思います。 球際で負けないように筋トレでは特に、当たり負けしないように上半身を強化しています。 これからも引き続き筋トレや、体づくりに取り組んで、戦いの部分でもっと勝てるようにしたいです。
 自分が活躍するのも大事です。ですが、それよりもチームのみんなと勝利を掴み取り、1段階でも上の景色を見たい。そう常に思っています。 私はこれからも、チームの勝利の為に戦い続けたいです。 今年は高校サッカー最後の年となります。 昨年の選手権予選決勝。全国まであと1歩と迫った先輩方の泣く姿を見て、何も出来なかった自分に不甲斐なさと悔しさを感じました。二度とあんな悔しい思いをしたくない。来年こそ絶対自分の代で全国に行くと心に誓いました。 全国に行くためにも、一日一日後悔のないように、今までよりもっと常にサッカーのことを考えて行動をとりたいと思います。
2年    要田大河