20240104市立船橋

第102回高校サッカー選手権大会
準々決勝
名古屋1ー2市立船橋
ここで、2023年度チームは解散となりました。
 
ここまで支えて頂いた保護者の方に感謝申し上げます。
 
多くの観客に見守られて試合が出来たこと、たとえ完全アウェイの会場でも多くの名古屋高校サポーターから応援してもらえた事、どちらも最高の環境でした。
 
立ち上がりから、風下を取り、少しでも後半を有利に展開させる意図でした。
その中で相手を走らせない守備の徹底もできていました。
 
しかしこの大会、チームとして課題を持っていたのが、「一瞬」で、一瞬サイドのディフェンスが甘くなったことで失点をしてしまいました。
 
その後は、少し相手のペースが落ちました。
名古屋としては、前半0ー1はプラン内です。そのままハーフタイムを迎えると思った矢先の、得意のロングスローから相手のOGが生まれて、思わぬ形で同点で前半を終えました。
 
ハーフタイムは、守備の確認をしました。
選手権のハーフタイムは本当に短いです。
 
すべてテレビの放送に合わせています。枠に収めなければ、テレビ局にクレームの電話が入ります。
そのため、たくさんのことは伝えられません。ちなみに、試合中もほとんど声は聞こえない状態です。
 
あの場で自分たちで修正できる能力が普段から求められます。
 
後半は風上に立ち、セットプレーを中心に相手に迫る予定でしたが、やはり一瞬でした。
 
相手のエースをマンマークで止めていただけに悔やまれますが、そこは相手が一枚上手だったと言うことと、その違いこそが、質の違いということになります。
 
またしてもビハインドになりましたが、名古屋高校の選手たちは全く諦めませんでした。これまで同様にしつこくディフェンスに行き、幾度か相手ゴールに迫りましたが、やはり伝統校、市立船橋高校でした。
 
最後までゴールはこじ開けられずタイムアップを迎えました。
 
泣き崩れる選手がほとんどでしたが、みんなで支え合って、駆けつけてくれた応援団に御礼を伝え、チーム田中は解散となりました。